ごみ焼却施設

ごみ焼却の流れ

マウスホイールで拡大縮小。ドラッグで移動ができます。
点滅している数字のクリックで写真が見れます。
ピンチで拡大縮小。スワイプで移動ができます。
点滅している数字のタップで写真が見れます。
  • ごみの流れ
  • 空気の流れ
  • 排ガスの流れ
  • 蒸気の流れ
  • 灰の流れ
  • 薬剤の流れ
  • ごみの流れ

    収集したごみは計量した後、プラットホームからごみピットへ投入します。ごみピットのごみは、ごみクレーンで焼却炉へ供給し完全燃焼します。発生する灰は焼却主灰ピットに一時的に貯留した後、主灰クレーンでトラックに積み込み、最終処分場へ運ばれます。

  • 蒸気の流れ

    ボイラでは、高温の排ガスから回収した熱で蒸気を発生させます。発生した蒸気は蒸気タービンで発電に利用するほかに、場内の熱源として利用します。蒸気タービンで利用した蒸気は、空冷式蒸気復水器で冷やして水に戻し、循環再利用します。

  • 排ガスの流れ

    焼却炉で発生した高温の排ガスはボイラで熱を回収した後、エコノマイザ、減温塔で冷却し、ろ過式集じん器や脱硝反応塔でばいじん・ダイオキシン類・窒素酸化物などの有害成分を除去し、煙突から放出します。

注目の技術

  • 3次元マップ技術

    ピット内のごみの撹拌状況が一目で把握できるとともに、マップ情報を活用することで十分に撹拌されたごみを優先的に焼却炉へ投入します。

  • CoSMoS（コスモス）

    炉内監視カメラを使って自動燃焼制御に学習させ、安定的な自動燃焼を実現します。

  • 集じん灰再循環システム

    ろ過式集じん器で捕集した飛灰を、再びろ過式集じん器に供給し、飛灰に残る未反応の消石灰を再利用することで、消石灰の使用量や灰の排出量を減らします。